知恵を授け、
実りをもたらす
福島の天神さま
地元の人々に「天神さま」の愛称で親しまれてきた菅原神社。
天神さまは、様々な願いを持つ参拝者の祈りに寄り添い、古くから地域を見守っています。
御祭神
主祭神は天穂日命(あまのほひのみこと)です。
また、学問の神様として有名な菅原道真公をお祀りしています。
昔から稲作や養蚕などが盛んだったこの庄野の地をお守りして下さる
農業の神様と、試験合格や学問成就の神様のご利益のある神社です。
御由緒
正徳年間(第百十三代東山天皇、第六代将軍徳川家宣の時代)に、越後国新発田藩(しばたはん)藩主溝口秀勝がおさめた領地が菅原神社が鎮座する「庄野(しょうの)」の地でした。
溝口氏はこの地を開拓して田畑を広げ、豊かな土地にするため用水工事に尽力しました。工事の無事竣工と農民の安泰とを祈るために建立されたのが、この「菅原神社」です。
現在の菅原神社社殿が建てられたのは明治初年であり、明治六年の太政官令がきっかけとされています。
それ以前は現在も本殿裏に鎮座している、巨石の一枚岩を掘り抜いたお宮の中に菅原道真公の像を祀ったのがはじまりで、初代宮司は溝口秀勝の家臣であった梅津越中守菅原善勝でした。
行事
- 1月1日
- 歳旦祭(元旦祭)
- 3月
- 祈年祭
- 4月
- 春季例大祭
- 7月
- 夏越祭
- 11月
- 秋季例大祭